英語喉

あまり知られていない、真のネイティブの発音方法

先日、Facebookを彷徨っていたところ、すんごいものを見つけてしまいました。

英語喉公式サイト

何がどうすごいかというと、百聞は一見にしかず。
偶然にも英語喉を実践する直前に録音した音声データが残っていました。

SIDNEY SHELDON & MARY SHELDON 「DRIPPY -The Runaway Raindropアカデミー出版 より

<使用前>

 

<使用後>

ちなみに、<使用前>は何度も練習し、録音も3回くらいトライしてこれです。<使用後>は練習なし、ぶっつけ本番でこれです。

これだけの変化がわずか1日で起こったというのだから驚きです。

ネイティブのやりかたをそのまま実践するというのは、「永田式直読直解法」と「英語喉」で共通するものがあります。

1日で劇的に変化するというのも共通しています。

ワーキングメモリと英語喉

これほどの変化は、喉だけの問題では説明できません。おそらく、脳の機能のうちの「ワーキングメモリ」がかかわっています。

私の以前の発音方法では、喉の開け閉めに「ワーキングメモリ」を無駄に使っていました。ワーキングメモリに制限が加えられた状態なので、「英文を読む」ことに集中できませんでした。発音が難しいというよりも、「英単語の認識に時間がかかり、スムーズに発音ができない」という感覚でした。

永田式直読直解法の習得には、十分なワーキングメモリを確保するために黙読を推奨していましたが、英語喉での発音を覚えれば音読での練習の方が効率がよくなるかもしれません。

英語喉は単なる発音方法の違いにとどまらず、脳の負荷を大幅に減らして英語の学習効率を劇的に向上させる可能性があります。

英語喉のメソッドは非常に優れたものでありますが、その価値がわかる人はかなり少ないと思います。ある程度発音を極めた人じゃないと、この本を読んでも理解できないのではないかと思われます。

高校生の英単語指導記録1

前回記事やり直し中学英語18回目の指導

中学英語は1か月半ほどでほぼマスターできたのでタイトルを変更しました。今回の指導からは英単語に絞って語彙力強化を重点的に行います。

使用する教材はキクタンbasic4000。

改訂版 キクタンBasic4000(センター、私大対策)
一杉武史/著 アルク– 2012/7/7
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生徒さんの自宅近くには大型書店がないので、アマゾンで購入してもらいました。

初日の指導は「ひたすら音読」

キクタンはCDが聞きやすくておすすめなのですが、「聞くだけ」ではダメです。確かに、何もしないよりは効果が得られますが、知らない単語は耳から耳へスルーしてしまい効果半減です。

最初に発音記号を確認しながら、単語ひとつひとつを正確に音読してもらいます。発音練習をする時、耳コピだけでは不十分です。人間の耳には、「聞き取れなかった音を補完する機能」が備わっているため、聞きなれない英単語を聞いた時、脳の中で勝手に音を作ってしまいます。日本語に慣れ親しんだ生徒さんに耳コピをさせてはいけません。耳コピで完璧にコピーできるのは、頭の中が真っ白な赤ちゃんだけです。

とはいえ、生徒さんが自力で読むのは大変なので、私が発音した後にリピートしてもらいます。発音記号通りに発音できているかどうかは私がチェックします。間違えている箇所はその都度指摘します。(独学でやるなら、発音記号を確認しながら、CDの音声と聞き比べて音読して下さい。)

休憩をはさみ60分間ひたすら音読を続け、キクタンbasicの半分まで(約550個)を一気に読み進めました。効率よく英単語を覚えてもらうには、短時間に大量にインプットをする必要があります。指導時間はまだ30分ほど残っていましたが、集中力が持たないので他の教科をやってもらいました。指導する私の喉も限界です。

家庭でCDを聴きながら音読練習をしてくれたら、次のステップにスムーズに進むことができます。CDを聴く場合、110個程度の単語(キクタン1week、CDで12分)を繰り返し聞くのが効果的です。多すぎると記憶に残りにくいし、少なすぎるとインプット量不足で効率が下がります。

音読数回、CDを10回くらい聞いてくれたら暗記作業に入ります。音読やCDを聴かずに暗記作業に入ると、覚えるまでに時間がかかり挫折の原因になります。中学レベルの英単語なら音読や耳からのインプットが不十分でも覚えられますが、高校レベルの英単語は音声教材の使用を徹底する必要があります。

単語の記憶には一定の繰り返し回数が必要です。無理なく回数を稼ぐためにも、音声教材の活用は必須です。

発音の上手な高校3年生の生徒さんの指導

部活動を引退して、本格的に受験勉強を始める生徒さんの指導も行いました。今までは部活で忙しかったため、数学や化学の定期テスト対策の指導をするだけで精一杯でした。

中高一貫の私立高校で英語に力を入れている学校なので、英語力はそこそこあります。単語テストも頻繁にやっていましたでした。暗記が得意な生徒さんなので、単語テストの対策はきっちりやっていたようです。単語テストの出題範囲がキクタンbasicだったので、既にキクタンbasicを1周を終えた状態でした。

話を聞いてみると、「1周しているのに半分しか覚えていない」とのこと。そこそこ英語のできる生徒さんでも実態はこのレベルです。高校3年生なら最低限、キクタンadvanceまで覚えてほしいのに、キクタンbasicの半分しか覚えていないのでは話になりません。大学入学後のことまで考えると、キクタンsuperまで覚えてほしいです。

永田式最速英単語記憶法ならば、1か月で1冊分終わることができ、定着率は1周するだけで95%以上になります。単語帳を何周もやる必要はありません。2年かけてキクタンbasic半分しか覚えられないような指導方法は好ましいとは言えません。

こちらの生徒さんも音読から始めましたが、学校の授業で音読をやっていたようで、発音はかなり上手でした。英単語をきっちり覚えればセンター試験で高得点が期待できそうです。ただし、数学や化学の勉強に時間がかかりそうなので、英語の勉強時間はあまり確保できない見込みです。

 

永田式最速英単語記憶法の記事はこちら

 

改訂版キクタンAdvanced6000 (センター、中堅私大、国立大)
一杉武史/著 アルク – 2012/7/7
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一杉武史/著 アルク – 2012/7/7
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やり直し中学英語18回目の指導の様子

前回記事はこちら:やり直し中学英語12回目の様子

13~16回目の指導

前回に続き、通信教育の教材「家出のドリッピー」のリーデングを行いました。

5回の指導(2週間)で6か月分(6章まで)の教材を読み切ることができました。12ヵ月でペーパーバック1冊分なのでかなりの量です。わからない単語は予想よりも少く、サクサク進みました。

17回目の指導

読書スピードを確認するため、1章からもう一度読んでもらいました。90分で3章まで読み切ることができました。音読CDの朗読時間は60分なので、そこそこのスピードでは読めています。

18回目の指導

音読練習を始めました。1章の最初から(8ページ分)ひたすら音読しました。音読練習は初めてなので最初はひっかかっていましたが、60分続けていたらかなり慣れてきました。

普段、中学生向けの授業は、単語の意味を確認しながら一緒に読む→単語の暗記→黙読→音読→黙読数回と行いますが、今回は音読練習だけを集中的に行いました。

リンキングや抑揚をつける練習をするには、まとまった時間で集中的にやったほうが効率よく練習できます。

課題

本格的な音読練習は初めてでしたが、単語ひとつひとつの発音でひっかかっていました。単語レベルでの発音練習がまだまだ足りていないようです。音読練習をするためにも語彙力(発音も含めて)が必要だということを再認識しました。長文の音読練習にはまだ早いので、次回からは高校レベルの英単語の指導を行うことにします。

今回の音読指導で、単語ひとつひとつの発音を正確に覚えることの重要性を理解してもらうことができました。これまでも単語の発音練習は宿題として出していましたが、真剣に取り組んでいなかったため効果はあまり出ていませんでした。

朗読練習

私自身、完全に英語から遠ざかっていた(英語アレルギー)ので見本を見せるために音読練習&録音をしました。↓よろしければお聞きください。

SIDNEY SHELDON & MARY SHELDON 「DRIPPY -The Runaway Raindropアカデミー出版 より

オリジナルの朗読CDは初心者向けにもっと遅く朗読しています。録音すると発音ミスした箇所がよくわかりますね。最後の方も苦しくなっています。ネイティブの朗読だともっと速いですが、私の舌ではついていけません。もっと練習が必要です。

ちなみに、私は英会話は全くできません。外国にも行ったことないし、外国人と話をする機会もなかったので試したことすらありません。リスニングもかなり苦手です。つい先日、香港から自宅に国際電話がかかってきて思わず固まってしまいました。発音練習・音読練習の指導はできますが、本格的な会話練習は専門の先生にお任せします。