英語学習とワーキングメモリの関係(名詞に冠詞が必要なワケ)

ワーキングメモリと英語教育に関する研究

英語とワーキングメモリの研究に関する資料をインターネットで調べてみました。

語学習得とワーキングメモリは深いかかわりがあり、日本人が英語の習得を困難にしている要素として挙げられている例は多数ありました。

しかし、その本当の意味・メカニズムを理解している研究者はいないようです。英語は、日本語と比べてワーキングメモリの要求量が極端に少ない言語です。そのことに触れている資料は見つかりませんでした。

日本語は、イメージを抽象化する言語であるのに対し、英語はイメージを具体化していく言語です。イメージを具体化することによってワーキングメモリの消費を極限まで抑えることができます。英語はイメージを具体化することにすべての労力を払っていると言っても過言ではありません。

具体例1(冠詞)

「英語はイメージを具体化させている」のがわかりやすい例を示すと、名詞の前につく冠詞です。英語では、名詞の前にthe, a(もしくは複数形)などの冠詞や、this, my, his, herなど、名詞を限定する単語がほぼ必ずつきます。冠詞をつける理由は、冠詞がなければ、脳の中にはっきりとしたイメージが作れないためです。

一方の日本語は、抽象化したまま扱う言語なので必ずしも冠詞は必要ありません。必要がないどころか、ワーキングメモリを余分に使ってしまうため邪魔になります。日本人にとって冠詞の扱いが難しいと感じるのはこのことが原因です。「冠詞をつけなければいけない」と説明されても、脳が本能的に拒否するため、冠詞の処理に困ってしまうのです。

英語は、「ワーキングメモリを節約するために、冠詞を使ってイメージを具体化」する。これに対して日本語の場合、「冠詞のような余分な情報を排除して抽象化」することでワーキングメモリを節約しています。

ワーキングメモリを省略するという同じ目的のために、まったく逆の手法をとっている点は非常に興味深いです。日本人が英語に拒否反応を示すのは、脳内で無意識のうちに行っているプロセスが逆だからです。

日本人:なんで冠詞なんて余分なものつけるんだよ!

英語圏の人:日本語には冠詞がないからイメージできなくて混乱する、、、

となるワケです。

具体例2(主語の省略)

英語で主語が省略されることは稀です。英語の授業でも教えられることが多いと思いますが、その理由までは教えてくれません。おそらく、研究論文を探してもみつからないのではないでしょうか。

英語で主語が省略されない理由はただ一つ。主語がないと、イメージの土台が作れないから。イメージの土台をはっきりと作り上げることでワーキングメモリの消費を抑えているのです。

これに対して日本語は、主語を省略することによってワーキングメモリを節約しようとしています。抽象化が基本の言語ならではの手法です。

英語は、「イメージを具体化することでコミュニケーションを図る」のに対し、日本語は「イメージを抽象化し、共感することでコミュニケーションを行う」言葉です。

日本人:私は、私はとか自己主張の強いヤツ。くどい!

英語圏の人:主語なしでどうやってイメージするの?

となるわけです。

国際言語としての英語、ローカル言語としての日本語の価値

日本語と英語、どちらが国際言語として有利かは言うまでもありません。価値観・文化的背景が異なる国の人々が、「共感」を利用してコミュニケーションを行うのは無理があります。イメージを具体化してコミュニケーションを図る英語の方が圧勝です。

もちろん、日本語が劣った言語というわけではありません。日本語には他の言語にない繊細な表現力があります。例えば、俳句は省略・共感力を最大限に極め、芸術レベルまで高めたものであると言えます。

また、日々新しい言葉が生まれ、刻々と変わっていく(若者言葉、ギャル語など)というのも日本語の特徴の一つといえます。言葉が頻繁に変化することができるのは、省略されやすい日本語の特徴と、日本人の「共感力」によるところが大きいと考えられます。

日本語は、日本という閉鎖的な島国でしか発達しえなかった言葉(方言・若者言葉を含む)であり、世界的に見ても大変貴重なものです。

永田式英語とワーキングメモリ

既存の英語教育と永田式英語で最も異なる点は、「イメージの具体化」のトレーニングを最優先で行うことです。単なる文法的な違いとして英語を学んでいたのでは、ワーキングメモリがすぐに溢れてしまい、英語の学習どころではなくなります。

例えば、関係代名詞を例に挙げてみます。「主語+動詞+目的語」が骨組みだとすると、関係代名詞節は外側の飾り付けの部分になります。英語では、ワーキングメモリの消費を抑えるために、「骨格を作ったあとに飾り付けをしていく」という語順になっています。日本語はイメージを具体化する必要がなく、外側から飾り付けをしていくため、英語とは逆の語順になります。

関係代名詞の文を、文法書に書いてあるような解釈で日本語に訳してしまうと、すぐにワーキングメモリが溢れてしまいます。正しく翻訳できたとしても脳が対応できていないため、非常に難解なものに感じてしまいます。簡単な関係代名詞の文なら理解できたとしても、英字新聞や洋書に出てくるような複雑(に見える)文は完全にお手上げです。

永田式英語では、文法学習より先にイメージの具体化を徹底的に行い、ワーキングメモリを溢れさせない方法を脳に覚えてもらいます。文法の表面的な理解よりも大切なものなのです。

人間には元来、「言葉を習得する」という本能があります。英語を学ぶ際、「ワーキングメモリを溢れさせないようにする」だけで、この本能を目覚めさせ、誰もが効率よく確実に英語を習得することができるようになります。

実際に、私の生徒さんは細かい文法のルールを教えなくても、イメージの作り方を教えるだけで簡単な英語ならスラスラ読めるようになります。しかも、数時間のトレーニングのみというあり得ないほど短期間でです。洋書に出てくるような関係代名詞がいくつも重なったような長い文も、読むだけならスラスラ読めます。

本格的に英語を学ぶのは簡単ではありませんが、永田式英語永田式直読直解法を習得すれば、英語学習に対する難易度、苦手意識は大幅に引き下げることができます。

 

センター試験の文法対策

Facebookでお世話になっている島根県立松江高等学校の緒方孝先生の記事を紹介します。

達セミに学ぶ 英語学習のヒント 第103回 センター試験の文法・語法問題を解くには、選択式の問題演習より、4技能の向上に寄与する中身のある文法学習こそがカギである

センター試験の英語はテストとしてはよくできています。しかし、テストそのものは悪くないのですが、勉強の方法を誤る可能性が高くなり、結果としてと文法力、英語力が身に付かなくなってしまいます。

選択問題の問題集を解きまくるのは、高校生の貴重な学習時間を無駄に使うことになります。この勉強方法では英語力が伸びません。まずは基本事項をしっかりと抑え、『実際に英語を声に出して読む、書く、例文を覚える』という英語学習の基本をしっかりとやりましょう。

私が受験生の時も、並び替えや選択問題の問題集はやっていません。学校で買わされ、定期テストの出題範囲になっていたので、周囲の高校生はやり込んでいましたが、あまりいい結果は出ていません。出題範囲が決まっている定期テストには強くなりますが、英語力が伸びていないのであとで大きなツケを払わされることになります。

文法が苦手な生徒さんほど問題集のやり込みに走りやすいですが、かえって遠回りになります。永田式直読直解法で文意がつかめるようになってきたら、文法のテキストで基本事項を確認し、テキストに載っている例文を一つ一つ暗記・暗唱していきましょう。

コツをつかめば、例文を覚えるのはそれほど難しくありません。例文を覚える時には、知識的に詰め込むのではなく、反射的に英文が出てくるようにトレーニングします。悩みながら覚えると時間がかかるだけでなく、言語中枢以外の部分が使われてしまうため学習効率が悪くなります。センター試験は時間との勝負なので、反射的に英語が出てくる訓練が必要となります。(もちろん、仕上げにセンター対策問題集をやり込む必要はあります。)

英語を学習するためのポイントは、脳の中の言語中枢をいかに刺激するかにかかっています。一見すると遠回りに思える方法でも、「言葉を覚える本能」を目覚めさせることができれば短時間で効率よく習得できるようになります。

 

永田式英語の売り込み

塾長のお使いで私学の学校説明会に営業に行ってきました。ついでに、永田式英語の売り込みにも行ってきました。英語科の先生とお話をする機会は少なかったのですが、何人かの先生には興味を持っていただくことができました。

驚いたのは、永田式英語のブログページを見たことがあるという先生がいらっしゃいました。最近はサイトへのアクセス数も増えてきたので、少しずつ知名度が上がってきたのかもしれません。

塾で細々とやっていてもなかなか広まらないので、機会があればまた営業に行ってきます。

ちなみに、埼玉県には「確約制度」という裏メニュー(表向きは存在しない)があります。北辰テストという民間のテストの成績で合格が決まってしまいます。入試本番での一発勝負が当たり前だと思っていた私にとってはかなりの衝撃でした。私立単願で確約を取ってしまった生徒さんは、中3の冬にほとんど勉強をしません。彼らは、高校に入ってから落ちこぼれることは目に見えています。

ということで、私立の学校説明会は、確約をもらうために集まってきた生徒さんたちでかなりの盛況でした。

高校生の英単語指導記録2

前回の記事、高校生の英単語指導記録1

夏休み中は夏期講習で忙しかったため、久しぶりの更新になります。

これまでの指導の流れ

5月 中学英単語(キクタン中学)

6月 中学英文法

7月 洋書の大量読み

8月 キクタンbasic4000

9月(予定) 英検準2級、2級の指導

単語の集中学習

夏休みの間に「キクタンbasic4000」をすべて覚えることができました。

指導記録といいつつ、生徒さんが自力ですべて覚えたので特に書くことはありません。

敢えて書くとするならば、、、、夏休み前半はあまり進んでいなかったけれど、残り2週間で一気に覚えたようです。最初から本気で覚えれば最初の2週間で覚えられたと思いますが、夏休み中の成果としては十分です。

理系の高校3年生二人の指導

夏休み中、他にも高校生の指導を行いました。

他教科の勉強も忙しく、単語の勉強だけという訳にはいきませんでしたが、それぞれキクタンbasic4000、キクタンadvance6000を一冊仕上げることができました。キクタンbasec4000を仕上げた生徒さんには引き続きadvance6000にも取り組んでもらいます。

キクタンbasic4000をキッチリ覚えるだけで高校英語はかなり読みやすくなります。本人曰く、「今までとは別世界」とのこと。以前は英語が読めている「つもり」だったとのこと。

語彙力不足はなかなか自覚できないものなのかもしれません。『わからない単語の意味を推測する練習』をさせる先生をよく見かけますが、生徒さんの語彙力不足を助長するだけです。単語は覚えなくてもいいと言っているようなものです。

もちろん、英語を学習する上で単語の意味を類推する能力も必要になってきますが、高校英語のレベルでは不要です。1~2か月あれば高校英語の英単語はすべて覚えきることができます。

あまり進まなかった生徒さん

直接指導をしていませんが、単語の覚え方を教えてやってもらった生徒さんもいました。高校2年で部活が忙しく、勉強時間があまりとれなかった生徒さんです。

進みが遅いのでやり方をチェックしたところ、我流の覚え方になっていました。「永田式最速英単語記憶法」は完成度が高く、我流が入ると極端に効率が悪くなります。

具体的には、音声教材が活用できていなかったこと。単語の習得量は時間に比例するため、音声教材を使ってスキマ時間を使わないと十分な勉強時間が確保できません。

あとは、すべての単語のスペルを覚えようとしていたこと。スペルを覚えることは永田式英語でも推奨していますが、すべての単語のスペルを覚えようとすると時間がかかりすぎてしまいます。長文をスラスラ読めるようにすることが最優先の目標なので、全ての英単語のスペルをきっちり覚える必要はありません。意味が思い浮かばなかった単語のみをスペル練習します。この練習は、スペリングを完璧にするのが目的ではなく、長文中に出てきた時、確実に認識できるようにするのが目的です。

スペルを完璧に覚えるのはネイティブでも簡単ではありません。日本語で例えるならば、すべての漢字を書けるようにするようなものです。当面は、必要な単語に絞って覚えるようにしましょう。

。この2点を修正したら進むようになりました。

あとはありがちな失敗は、瞬間的に意味が浮かぶように訓練していない場合。悩みながら覚えると、言葉としてではなく知識として覚えてしまうため、実戦では使えません。悩んでいる時間が無駄になるので、覚える効率も悪くなります。音声教材を活用することでも回避できます。

覚え方を修正してあげると、学習効率が上がり、モチベーションも上がるため、急速に進むようになります。

先入観に注意

英単語は覚えられないと思い込んでいる生徒さん、覚えてもすぐに忘れてしまうと思い込んでいる生徒さんが多数を占めています。今回、あまり進まなかった生徒さんも、「覚えてもすぐ忘れてしまう」と思っていたようです。

「今まで覚えた単語もたぶん忘れている」と言っていたので、試しに、2週間前に覚えてもらった単語約200個を復習してもらったところ、定着率は99%でした。

これには本人も驚いていたようです。「永田式最速英単語記憶法」は速く覚えられるだけでなく、一度覚えたら確実に定着する方法です。

「どうせ覚えられない」「覚えても忘れる」という先入観があると単語学習は進みません。単語学習は生徒さんにかなりの負荷がかかりますので、成功するかどうかはモチベーションが維持できるかどうかにかかってきます。

次回、英検指導(準2級、2級)です。

 

英語喉

あまり知られていない、真のネイティブの発音方法

先日、Facebookを彷徨っていたところ、すんごいものを見つけてしまいました。

英語喉公式サイト

何がどうすごいかというと、百聞は一見にしかず。
偶然にも英語喉を実践する直前に録音した音声データが残っていました。

SIDNEY SHELDON & MARY SHELDON 「DRIPPY -The Runaway Raindropアカデミー出版 より

<使用前>

 

<使用後>

ちなみに、<使用前>は何度も練習し、録音も3回くらいトライしてこれです。<使用後>は練習なし、ぶっつけ本番でこれです。

これだけの変化がわずか1日で起こったというのだから驚きです。

ネイティブのやりかたをそのまま実践するというのは、「永田式直読直解法」と「英語喉」で共通するものがあります。

1日で劇的に変化するというのも共通しています。

ワーキングメモリと英語喉

これほどの変化は、喉だけの問題では説明できません。おそらく、脳の機能のうちの「ワーキングメモリ」がかかわっています。

私の以前の発音方法では、喉の開け閉めに「ワーキングメモリ」を無駄に使っていました。ワーキングメモリに制限が加えられた状態なので、「英文を読む」ことに集中できませんでした。発音が難しいというよりも、「英単語の認識に時間がかかり、スムーズに発音ができない」という感覚でした。

永田式直読直解法の習得には、十分なワーキングメモリを確保するために黙読を推奨していましたが、英語喉での発音を覚えれば音読での練習の方が効率がよくなるかもしれません。

英語喉は単なる発音方法の違いにとどまらず、脳の負荷を大幅に減らして英語の学習効率を劇的に向上させる可能性があります。

英語喉のメソッドは非常に優れたものでありますが、その価値がわかる人はかなり少ないと思います。ある程度発音を極めた人じゃないと、この本を読んでも理解できないのではないかと思われます。

高校生の英単語指導記録1

前回記事やり直し中学英語18回目の指導

中学英語は1か月半ほどでほぼマスターできたのでタイトルを変更しました。今回の指導からは英単語に絞って語彙力強化を重点的に行います。

使用する教材はキクタンbasic4000。

改訂版 キクタンBasic4000(センター、私大対策)
一杉武史/著 アルク– 2012/7/7
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生徒さんの自宅近くには大型書店がないので、アマゾンで購入してもらいました。

初日の指導は「ひたすら音読」

キクタンはCDが聞きやすくておすすめなのですが、「聞くだけ」ではダメです。確かに、何もしないよりは効果が得られますが、知らない単語は耳から耳へスルーしてしまい効果半減です。

最初に発音記号を確認しながら、単語ひとつひとつを正確に音読してもらいます。発音練習をする時、耳コピだけでは不十分です。人間の耳には、「聞き取れなかった音を補完する機能」が備わっているため、聞きなれない英単語を聞いた時、脳の中で勝手に音を作ってしまいます。日本語に慣れ親しんだ生徒さんに耳コピをさせてはいけません。耳コピで完璧にコピーできるのは、頭の中が真っ白な赤ちゃんだけです。

とはいえ、生徒さんが自力で読むのは大変なので、私が発音した後にリピートしてもらいます。発音記号通りに発音できているかどうかは私がチェックします。間違えている箇所はその都度指摘します。(独学でやるなら、発音記号を確認しながら、CDの音声と聞き比べて音読して下さい。)

休憩をはさみ60分間ひたすら音読を続け、キクタンbasicの半分まで(約550個)を一気に読み進めました。効率よく英単語を覚えてもらうには、短時間に大量にインプットをする必要があります。指導時間はまだ30分ほど残っていましたが、集中力が持たないので他の教科をやってもらいました。指導する私の喉も限界です。

家庭でCDを聴きながら音読練習をしてくれたら、次のステップにスムーズに進むことができます。CDを聴く場合、110個程度の単語(キクタン1week、CDで12分)を繰り返し聞くのが効果的です。多すぎると記憶に残りにくいし、少なすぎるとインプット量不足で効率が下がります。

音読数回、CDを10回くらい聞いてくれたら暗記作業に入ります。音読やCDを聴かずに暗記作業に入ると、覚えるまでに時間がかかり挫折の原因になります。中学レベルの英単語なら音読や耳からのインプットが不十分でも覚えられますが、高校レベルの英単語は音声教材の使用を徹底する必要があります。

単語の記憶には一定の繰り返し回数が必要です。無理なく回数を稼ぐためにも、音声教材の活用は必須です。

発音の上手な高校3年生の生徒さんの指導

部活動を引退して、本格的に受験勉強を始める生徒さんの指導も行いました。今までは部活で忙しかったため、数学や化学の定期テスト対策の指導をするだけで精一杯でした。

中高一貫の私立高校で英語に力を入れている学校なので、英語力はそこそこあります。単語テストも頻繁にやっていましたでした。暗記が得意な生徒さんなので、単語テストの対策はきっちりやっていたようです。単語テストの出題範囲がキクタンbasicだったので、既にキクタンbasicを1周を終えた状態でした。

話を聞いてみると、「1周しているのに半分しか覚えていない」とのこと。そこそこ英語のできる生徒さんでも実態はこのレベルです。高校3年生なら最低限、キクタンadvanceまで覚えてほしいのに、キクタンbasicの半分しか覚えていないのでは話になりません。大学入学後のことまで考えると、キクタンsuperまで覚えてほしいです。

永田式最速英単語記憶法ならば、1か月で1冊分終わることができ、定着率は1周するだけで95%以上になります。単語帳を何周もやる必要はありません。2年かけてキクタンbasic半分しか覚えられないような指導方法は好ましいとは言えません。

こちらの生徒さんも音読から始めましたが、学校の授業で音読をやっていたようで、発音はかなり上手でした。英単語をきっちり覚えればセンター試験で高得点が期待できそうです。ただし、数学や化学の勉強に時間がかかりそうなので、英語の勉強時間はあまり確保できない見込みです。

 

永田式最速英単語記憶法の記事はこちら

 

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やり直し中学英語18回目の指導の様子

前回記事はこちら:やり直し中学英語12回目の様子

13~16回目の指導

前回に続き、通信教育の教材「家出のドリッピー」のリーデングを行いました。

5回の指導(2週間)で6か月分(6章まで)の教材を読み切ることができました。12ヵ月でペーパーバック1冊分なのでかなりの量です。わからない単語は予想よりも少く、サクサク進みました。

17回目の指導

読書スピードを確認するため、1章からもう一度読んでもらいました。90分で3章まで読み切ることができました。音読CDの朗読時間は60分なので、そこそこのスピードでは読めています。

18回目の指導

音読練習を始めました。1章の最初から(8ページ分)ひたすら音読しました。音読練習は初めてなので最初はひっかかっていましたが、60分続けていたらかなり慣れてきました。

普段、中学生向けの授業は、単語の意味を確認しながら一緒に読む→単語の暗記→黙読→音読→黙読数回と行いますが、今回は音読練習だけを集中的に行いました。

リンキングや抑揚をつける練習をするには、まとまった時間で集中的にやったほうが効率よく練習できます。

課題

本格的な音読練習は初めてでしたが、単語ひとつひとつの発音でひっかかっていました。単語レベルでの発音練習がまだまだ足りていないようです。音読練習をするためにも語彙力(発音も含めて)が必要だということを再認識しました。長文の音読練習にはまだ早いので、次回からは高校レベルの英単語の指導を行うことにします。

今回の音読指導で、単語ひとつひとつの発音を正確に覚えることの重要性を理解してもらうことができました。これまでも単語の発音練習は宿題として出していましたが、真剣に取り組んでいなかったため効果はあまり出ていませんでした。

朗読練習

私自身、完全に英語から遠ざかっていた(英語アレルギー)ので見本を見せるために音読練習&録音をしました。↓よろしければお聞きください。

SIDNEY SHELDON & MARY SHELDON 「DRIPPY -The Runaway Raindropアカデミー出版 より

オリジナルの朗読CDは初心者向けにもっと遅く朗読しています。録音すると発音ミスした箇所がよくわかりますね。最後の方も苦しくなっています。ネイティブの朗読だともっと速いですが、私の舌ではついていけません。もっと練習が必要です。

ちなみに、私は英会話は全くできません。外国にも行ったことないし、外国人と話をする機会もなかったので試したことすらありません。リスニングもかなり苦手です。つい先日、香港から自宅に国際電話がかかってきて思わず固まってしまいました。発音練習・音読練習の指導はできますが、本格的な会話練習は専門の先生にお任せします。

 

やり直し中学英語12回目の指導の様子

前回記事はこちら:やり直し中学英語9回目の様子

10~11回目の指導

中学英文法の例文暗記(99パターンの総整理)を進めておくように宿題を出していましたが、あまりやってこなかったようなので指導時間内にやってもらいました。例文暗記は効果が高い分、集中力を必要とします。真ん中(50番)あたりで苦戦していたようですが、後半に進むにしたがってペースが上がってきました。

ひたすら例文暗記をしているだけだと私の方が暇なので、一緒に音読練習をしてみました。結果、、、、例文のための例文という感じで読みにくかったです。時間の無駄なので途中でやめました。付属CDを聞いているそうなのでそれでOKとします。

12回目の指導

最初の30分は例文暗記の続きをやってもらいました。本人曰く、「ピリオドの付け忘れがなくなった」とのこと。冠詞や三単現のsなどのミスも激減したそうです。

中学校の英語のテストでは、答案用紙に最初からピリオドが書いてある場合がほとんどです。そのせいで、ちゃんとピリオドがつけられる生徒さんはほとんどいません。学習指導要領に「ピリオドをつける練習はするな」とでも書いてあるのでしょうか、、、、

洋書入門

アカデミー出版社の通信教材「家出のドリッピー」を使いました。大変優れた教材ですが、ネットで調べる限り、使いこなしている人の割合はあまり多くないようです。私自身、中2くらいの時に親戚から借りてやってみましたが、3章あたりで挫折しました。当時は勉強の仕方がわからず、1ページ丸ごと暗唱していました。

この教材は、毎月1章分の教材が送られてきて、1年間で終了します。ネットで調べてみるとわかりますが、私と同じように1章~3章あたりで挫折する人が多いようです。私が使っている中古の教材も傷んでいるのは1章のみで、2章からはきれいなままです。

とりあえず音読してみた

中学英語を完璧にしただけではちょっと難易度が高いと思い、1章の1ページ目は音読から始めることにしました。20年以上前に暗唱した内容ですが、今でもはっきりと覚えています。

黙読に切り替え

特に難しい内容はなく、わからない単語は一つだけだったので、2ページ目からは自分で辞書を引きながら黙読してもらうことにしました。リスニングと音読の練習は家庭学習でやってきてもらうことにします。

かなり集中して読んでいたので、こちらからは声をかけることもできず、見守るだけでした。

永田式英語恐るべし、、、、

約40分で1章の半分以上読み終えました。辞書で引いた単語は15個程度。念のため、解説書を読んでもらい、誤読している箇所がないかチェックしてもらいました。一緒に読んで確認してもいいのですが、そうすると時間が余分にかかり、40分ほど無駄に時間を使うことになります。

チェックの結果、誤読している箇所はなかったとのこと。私の予想をはるかに超える成果で、半月分の通信教材を、わずか40分で読み終えたことになります。中学+αの文法レベルで書かれているとはいえ、受験英語ではなくネイティブが書いた英文なので、日本語に訳すのはかなり難しい作業になります。

日本語にする作業を省き、最初から英語で読んでいくことで恐ろしく簡単な文章に変化します。この教材が難解に感じる原因は、文法力が足りないからではなく、日本語に翻訳しようとして失敗しているだけなのです。

生徒さんの消耗が激しかった

指導時間としてはそれほど長くなかったのですが、指導時間終了後の生徒さんは消耗しきっていました。永田式英語で読めば、確かに英語が読めるようになりますが、慣れない英語を強引に読んでいる状態なので消耗が激しいようです。それだけ生徒さんが集中していたということで、学習効率が高い証拠とも言えます。

それほど集中しなくてもできるリスニングや音読練習は、家庭学習でやってもらうことにします。

短期集中でやるべし

このペースで進むと3ヵ月くらいで1年分の教材が終わります。集中的に勉強できる環境ならば、1か月あれば十分でしょう。

この教材は大変優れた教材なのですが、同じような展開が延々と続くので、1年もかけてやっていたら途中で飽きます。短期集中で一気にやるべきで、もし途中で飽きたとしたら、中止して他の教材に移ったほうがいいです。高校生や大人が読むには物足りない内容なので、1年もかけてやるべきではありません。

この教材で多くの人が挫折する原因

2chなどを調べると、挫折した人の多くは聞き流しだけに走ってしまったことが考えられます。聞き流しをしただけでは、文字通り流れてしまって頭には残りません。だからといってテキストを読み進めることができるかというと、和訳読みしかできない中・高校生が読み進めるのは困難です。

この教材は文法的に難しいところはありません。難解に感じる理由は、受験英語ではなくネイティブ英語で書かれている点です。永田式直読直解法で前から読むトレーニングをした後なら、受験英語からネイティブ英語への移行がスムーズにいきます。正直なところ、初日からこれほどスラスラ読めるようになっているとは、私自身驚きました。

ある程度英語力がある人には好評のようで、昔挫折したけど今やってみると面白いという感想を多く見ることができます。

次回、18回目の指導の記事はこちら

 

 

すみれ整骨院(北本駅西口すぐ)

向学館の館長と私がいつもお世話になっている接骨院です。
長文読解講座のビラを置かせてもらいました。

すみれ整骨院

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いつも施術を担当してもらっている上野先生

「すみれ整骨院では、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷を中心に施術させていただいておりますが、どこに行けばよいかわからない症状がありましたら是非ご相談ください。」

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受付時間
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小学生は段階的学習方法で自分のペースでぐんぐん伸びるのびのびじゃんぷコースや中学受験を考えている生徒のための中学受験コースなどがあります。また、中学生は、グループコースと個別指導コースがあり、自分にあったコースで力を伸ばせます。高校生指導にも力を入れています。国立大学、医学部受験まで対応します。

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1対1または1対2でじっくり指導します。学力に自信がなく、一から教えてほしい、自分のペースで勉強したい、資格取得指導など自分を変える個別指導です。質問したい放題です!

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日本将棋連盟北本支部ふれあい将棋スクールを開催しています。

将棋を通して思考力、集中力、持続力、礼儀を学ぶことができます。

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