http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010983281000.html

NHKニュースからの引用です。

“現在の大学入試センター試験に代わり平成33年1月から実施されるテストの最終案を文部科学省はまとめました。新たなテストは「大学入学共通テスト」という名称になる予定で、従来のマークシート方式に加えて記述式の問題が導入されるほか、英語の試験は行わず英検など民間の検定試験を活用する方針です。”

“また、英語のテストでは、実践的なコミュニケーション力を身につけさせるため、これまでの「読む・聞く」力に加えて「書く・話す」力も測定します。このため大学入試センターの試験は廃止し、英検やTOEFLなどの文部科学省が認定した民間の検定試験を活用するとしています。受験生はこれらの検定試験を高校3年になると2回まで受験でき、その結果は大学入試センターに送付されます。そして、大学入試センターは受験生が志望する大学の求めに応じて、結果を伝えるということです。一方で、英語のテストは大幅な変更となるため、文部科学省は共通テストを始めてから4年間は検定試験に加えて、今の試験を続けることも検討しています。”

記事をよく読むとわかりますが、「読む、聞く」中心から「書く、話す」中心にシフトするわけではありません。「読む、聞く」に加えて「書く、話す」力が試されるわけです。

つまり、受験生への負担が倍増する訳です。

一方で、現在の受験生は「読む・聞く」ことも十分にできているとは言えません。「日本人は英語は読めるけど話せない」というのは誤りで、英語がまともに読める受験生はかなり少数派です。

現状のまま4技能重視に突入すると、どれも中途半端に終わり、英語の脱落者を今以上に増やす結果になることは、火を見るよりも明らかです。

そうならないようにするためには、今以上に「読む、聞く」の学習に力を入れる必要があります、力を入れるといっても、学習時間を増やすのではありません。短時間で高い成果の出せる学習方法にシフトするのです。

そこで登場するのが永田式直読直解法です。

永田式直読直解法ならば、長文読解の学習効率が数倍になり、余った時間を「書く、話す」に使うことができるようになります。

英語の本質に触れるので、リスニング力を高め、「書く、話す」能力の向上にも多いに役に立ちます。

英会話の習得の難しさは私自身が経験しています。子供のころから7年ほど英会話に通っていましたが、実際に使う機会がなかったため、今も話すことはできません。10年以上通っていてサッパリという人もゴロゴロいます。

といっても、私は、英語の基本(文法も含む)を学校英語ではなく、英会話教室でマスターしました。英会話教室での経験が、永田式直読直解法へとつながっています。

スピーキングを重視した授業もありですが、やり方を間違えると勉強時間をドブに捨てるようなものです。

ということで、4技能が要求される今の時代こそ、長文読解に力をいれてほしいと考えます。

 




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