やり直し中学英語6回目の指導の様子

前回記事はこちら:やり直し中学英語5回目の指導の様子

長文読解

今回は、わからない単語は電子辞書を引いて調べるように指示しました。12分ほどで読み終わり、調べた単語は3個でした。単語の読み飛ばしがないかチェックしたところ、1個だけ読み飛ばしている単語がありました。

わからなかった単語は合計4個。順調に減っています。この程度ならば、長文の内容をほぼ正確に理解できるはずです。キクタン中学の英単語も90%以上頭に入っています。

指導を始めて3週間弱でここまで来ました。中学の内容が完璧になるまで1か月で到達できそうです。

文法指導

長文読解が順調なので、例文暗記の指導に入りました。和文から英文への変換をひたすらやってもらいます。

これまでの生徒さんには、ただ覚えてもらうだけの指示でしたが、今回は「日本語文の中から主語、動詞を探し、イメージを作り上げ、変化させる」ことを意識するように伝えました。永田式直読直解法で語順通りに読む訓練をした後ならば、無意識のうちにできるようになっているはずですが、念のため確認しました。

例文集は、「99パターンでわかる中学英語文系の総整理」がおすすめです。シンプルすぎてあまり人気がないのか、大型書店に行かないと置いていません。最低限の説明で余分なことが書いていないのでおすすめです。瞬間英作文の素材としても使われているようです。

実際にやってもらうと、簡単な文章なら暗記しなくてもスラスラ書けていました。中学時代に文法の勉強はかなりやっていたようです。ただし、例文を丸ごと書く練習はしていないため、テストではミスが多発していたようです。実際に書いてもらうと、ピリオドが抜けるミスが見受けられました。

かなり速いペースで進んでいるので、1週間もあれば終わりそうです。

生徒宅に「ゼロからスタート英文法」という参考書がありました。シンプルで例文暗記に適した構成になっており、そのまま使えそうです。ただ、タイトルは「ゼロからスタート」とありますが、基本的な部分は省かれており、高校レベルの英文法も含まれているため、99パターンをやった後にやるとよいでしょう。

生徒の評価

中学時代にはそこそこ勉強していたようですが、単語力が不足し、長文を読む練習もしていなかったために、模試では点がとれていなかったようです。初回指導時の印象では、単語力不足が目立ったためもう少し時間がかかるかと思いましたが、本人の頭の回転の速さと中学時代の貯金のおかげで1か月くらいで中学英語は終わりそうです。

中学生3年時に同じ指導ができていれば、入試当日90点台は余裕で取れていたでしょう。(実際には50点台)

あまり言いたくはありませんが、中学校(と塾)の指導内容に問題があることは明らかです。1ヵ月の指導でできることが、3年かけてもできていないということです。完全にゼロから始めたとしても半年あれば十分です。

私が指導を担当してからの数週間、生徒さんは猛勉強したわけではありません。某塾のように深夜まで拘束して強引に詰め込んだりしていません。週2回、90分の常識的な指導の範囲内です。結果を出すことで本人のやる気を引き出し、無理のない範囲でやってもらっただけです。本気で詰め込んだら2週間で終わる内容です。

やり直し英語は長文読解・英単語から

中学英語のやり直しで検索すると、ほぼ確実に文法関連の参考書が出てきます。一見すると合理的に思えるかもしれませんが、最適な方法とは言えません。英語は文法より大切な語順のルールがあります。最初に英文法を学んでしまうことで、このルールが見えなくなってしまいます。

いきなり長文読解は無理だろうという意見が聞かれそうですが、そんなことはありません。ここで示したように、永田式直読直解法ならば英単語の復習を含めても1~2か月の短期間で完璧な読解力をつけることができます。

長文を読みこなすことで語順のルール、ネイティブの思考パターンを自然に身に付けることができ、その後の文法学習が格段に楽になります。

次回記事:やりなおし中学英語7回目の指導の様子

 


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2009/10/28 学研教育出版
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ゼロからスタート英文法
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