最速英単語記憶法(4)英単語への反応時間

最速英単語記憶法とは、脳のメカニズムに着目した最も効率がよい英単語の覚え方で、暗記が苦手な人でも確実に英単語を覚えることができます。

前回、「1時間で覚えられる英単語はたった10個」ということをお話しました。今回は、英単語に対する反応時間のお話です。

知識と言葉は脳の中で扱いが違う

英単語を短時間に大量に覚えるコツは、英単語を見たときに、意味が思い浮かぶまでの反応時間をできるだけ短くすることです。

生徒さんに英単語を覚えてもらうと、ほとんどの生徒さんは、英単語を知識として覚えようとします。「〇〇の意味は、、、えっと、、、、△△△」みたいな要領です。これでも覚えられないことはないですが、あまり効率がよくありません。

脳が英単語を言葉として認識していないからです。もっとひどい場合、「アイ、エム、ピー、オー、アール、ティー、エイ、エヌ、ティー」は「重要な」みたいな感じで暗号として覚えようとします。

人間には、言葉を扱うための本能が備わっています。赤ちゃんは、猛勉強しているわけでもないのにちゃんと言葉を覚えていきます。

英単語を覚える時は、「言葉」であることを意識して覚えるようにしましょう。




まずは読み方、発音を意識する

言葉として認識させるのに一番効重要なのは、発音をしっかり覚えることです。もちろん、発音を知識として覚えるのではありません。声に出して音読したり、音読教材を活用したりして言葉として覚えます。

音読すると言っても、読み方がわからなければうまくいきません。まずはこちらで発音記号の読み方を覚えましょう。

音声教材の活用については次回説明します。

英語と日本語の距離感覚を短くする

例えば、「 independent の意味は、、、、独、、、立、、、だったかな?」のように覚えるのではなく、「independent=独立」といった感じに覚えます。イコールさえも邪魔なので、「independent独立」くらいの距離感覚で覚えます。これでもまだ距離が感じられるので、「indepen独立dent」くらいの感覚ですね。

英単語を見たとき、瞬間的に意味が出てこなければ実戦で使えません。単語ひとつ一つで悩んでいたら長文なんかまともに読めませんし、リスニングは言うまでもありません。

繰り返しになりますが、即答するのと、悩んでから答えるのでは脳の使い方も違ってきます。悩んでから答えるのは、脳が「知識」として認識した状態です。この状態では英単語の大量記憶は難しいです。

1秒以内に意味を思い浮かべる練習をする

脳に英単語を言葉として覚えさせるならば、1秒以内に意味を思い浮かべる練習が必須です。そのためには、意味、スペルがわからなかったらすぐに答えを見るようにしましょう。

答えをすぐに見るのには大事な理由があります。例えば、間違えたスペルのまま1分くらい放置したとします。その1分間の間にも、脳の中では無意識のうちに繰り返し作業が行われています。間違ったスペルのままノートに記録されてしまう可能性が高くなってしまういます。

できるだけ早く答えを見て、正しいスペルに置き換えてください。

10~20個くらい英単語を並べてテストし、終わってからまとめて答え合わせをするのは時間の無駄なのでやめましょう。即答・即訂正、これが大原則です。

悩むことの弊害

英単語を覚える時、悩むようにして覚えていると、脳が「悩むこと」を覚えてしまいます。「悩むこと」を繰り返すことにより、脳が「悩むこと」を学習してしまうためです。英単語を見た瞬間、脳は反射的に悩むようになってしまいます。テスト当日「覚えられなかったこと」を覚えていたという経験はありませんか?

悩んでいる間、繰り返しの回数が減ってしまうのでノートに記録される確率も下がってしまいます。その分、時間も余分にかかります。

そして、英単語を覚える時、毎回悩んでいると、脳に負担がかかります。無意識のうちに、英単語を覚えるのは苦痛だと刷り込まれていくことになり、英単語学習から離れていく原因になります。

英単語を覚える時は、力まず肩の力を抜いて、リラックスした状態でやっていきましょう。

次回は音声教材の重要性についてのお話です。




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