最速英単語記憶法とは、脳のメカニズムに着目した最も効率がよい英単語の覚え方で、暗記が苦手な人でも確実に英単語を覚えることができます。

前回は、英単語に対する反応時間についてお話しました。今回は、反応時間を短くするためにも、単語帳についている付録のCDを活用しましょう、というお話です。

何故CDを活用しないのか?

本屋に並んでいる単語帳は、付属CDがついているものがほとんです。しかし、このCDを活用している生徒さんはほとんどいません

キクタンを学校の指定教材にしている学校もありますが、普段聞かないどころか、封を開けていない人がほとんどです。言葉を学ぶのに、耳や口を使わないなんてあり得ません。

面倒だから?使い方を知らないから??必要ないと思っているから???

音声CDを使わない方が面倒です。非効率極まりない。

使い方を知らないのは、、、、学校で教えないのが一番の問題ですね。そもそも、教科書に音読CDをつけないこと自体信じられません。教科書ガイドのCDを手に入れて聞いたことありますが、大変よくできています。価格が高いのが欠点ですが、最初から教科書に添付しておけばコストも下がり、価格の問題は解決できます。

音声CDは必要ないどころか、ないと語学学習は始まりません。CDやカセットテープのような音声教材が高価だった昭和の時代を未だに引きずっています。

反応時間短縮効果

「英単語を最速で覚える」という観点で見た場合、反応時間の短縮と、繰り返し回数を簡単に稼げるという点で威力を発揮します。

キクタンCDの場合、英語→日本語→英語と読み上げてくれます。英語が読まれた後すぐに日本語が読み上げられるので、そのわずかな間に意味が浮かぶようにトレーニングします。聞き流すだけでも反応時間短縮効果があるし、繰り返しの回数を稼げます。

音読と併用でさらに効率アップ

音声CDの活用と同時にやってほしいのが、英単語の音読です。黙読だけではダメです。せっかくの音声教材の効果が半減してしまいます。音読をやっておかないと、CDの内容が正確に聞き取れません。半分しか聞き取れなければ、効果も半減です。




音読はリスニングに効果絶大

英単語の音読は、単に英単語を覚える効率を上げるだけではありません。リスニング能力を大幅に向上させます。音読を繰り返すことで、単語一語一語をはっきりと聞き取れるようになります。

単語帳の音読+永田式直読直解法が、リスニング対策への最も近道です。

教科書を音読するより気軽にできます。やらない理由はありません。

音読が苦手な人は発音記号から

そうは言っても、読み方がわからなければ音読はできません。音読が苦手な人は、まずは発音記号から覚えましょう。発音記号というと難しく感じるかもしれませんが、実際に覚えなければいけない発音記号は少ないので、覚えないほうが損です。ほんの少しの手間を省いたために、英単語を覚えるのにものすごく苦労をすることになります。

スペル練習とセットで

スペルを正確に覚えていないと、正確な読みができません。逆に、正確な読みができないと正確なスペルも書けません。

音読-聞く-スペル練習の3つはセットです。どれか一つ欠けただけで英単語を覚える効率は下がります。

同じ勉強時間を確保するなら、効率よく勉強したほうがよくないですか?

次回は、英単語の音読に必要な、発音記号の読み方について解説します。




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