最速英単語記憶法(6)発音記号に慣れよう!

最速英単語記憶法とは、脳のメカニズムに着目した最も効率がよい英単語の覚え方で、暗記が苦手な人でも確実に英単語を覚えることができます。

前回、英単語を効率よく覚えるためには、音声教材の活用と音読が重要だというお話をしました。しかし、英語初心者には、正しい発音で音読することはとても難しいことです。今回は、英単語学習にとりあえず必要な、簡単な発音記号の読み方を説明します。


母音(ア、イ、ウ、エ、オ)

まずは「ア」の音から

発音記号で一番重要なのは「ア」の音です。日本語でアは一つしかありませんが、英語だと4種類もあります。日本人には同じ音に聞こえるかもしれませんが、アメリカ人にはまったく別の音に聞こえます。口の形が違うので、口の形を覚えましょう。

「∧」は普通のア。正確には、日本語のアよりウに近いアですが、とりあえずはアで覚えましょう。
「æ」は口を横に開けてア。発音記号を覚える時は、a+e、「エの口でア」です
「ɑ」は口を縦に開けてア。発音記号を覚える時は、a+o 「オの口でア」と覚えましょう。

「ə」は口をほとんど開けないで軽くア。
上の歯と下の歯の間が5mmになるようにして発音します。アクセントのない母音によく使われます。あいまいな音なので、アイウエオのどの発音でも大丈夫です。口を空けないまま、「アイウエオ」と言ってみてください。スペルミス防止のため、スペルに合わせて発音しておくとよいでしょう。

アの区別は日本人には少し難しいですが、あちらの人にははっきりと違う音に聞こえます。「fax」を日本語風に「ファックス」と発音すると、fucksと聞こえます。極めて下劣な言葉ですので発音には気を付けましょう。

ア以外の母音(イ、ウ、エ、オ)

「ɔ」はオ。とりあえずオと覚えておきます。日本語のオより少し口を大きく開けます。

「i 」「u」「e」 はそのままなので、単母音で覚えるのはこれだけです。ここまで覚えるだけでも発音記号はかなり見やすくなります。

辞書によっては「u」「e」ではなく「ʊ」「ε」という発音記号が使われることもあります。「u」「e」より口を少し大きく開けた「ウ」、「エ」で厳密には「u」「e」と違う発音記号です。

「ɑ:r」「ə:r」の発音

「ɑ」「ə」の発音を覚えたら、ついでに「ɑ:r」、「ə:r」の発音記号も覚えましょう。heart の発音記号は [ hɑ:rt ]、hurt の発音記号は [ hə:rt ] になります。違いは、「ɑ」「ə」と同じように、口を大きくあけるか開けないかの違いで、後ろに「r」の発音を入れます。heart を [ hə:rt ] と発音すると「hurt(傷つける)」になってしまいます。辞書によっては 「ɑɚ」、「ɚ」と表記されます。

最低限、ここまで覚えておけば発音記号が見られるようになります。まずは発音記号を見る習慣をつけましょう。




子音(ア、イ、ウ、エ、オ以外の発音)

日本語は、「ン」以外で、子音だけで発音することはありませんが、英語は子音だけで発音します。日本人には少し難しので練習が必要です。

th の発音

「θ」舌を軽く噛んで濁らない、「ð」舌を軽く噛んで濁る、です。「thの発音は舌を噛む」と覚えておいて、濁るか濁らないかを発音記号でチェックすることになります。発音記号そのものよりも、実際に発音するのが難しい発音ですのでたくさん練習しましょう。

「s」「∫」の発音

この二つは混同しやすいので気を付けましょう。

「s」は「サ、スィ、ス、セ、ソ」
「∫」は「シャ、シ、シュ、シェ、ショ」の発音になります。

see の発音記号は [ síː ] となりスィーといった音になりますが、she の発音記号は [ ʃíː ]となり、シーという音になります。少し慣れてくるとsheのことをスィーと発音してしまうので気を付けましょう。

「ʒ」「dʒ」の発音

「s」と「∫」の濁った音です。
「ʒ」は「ザ、ズィ、ズ、ゼ、ゾ」
「dʒ」は「ジャ、ジ、ジュ、ジェ、ジョ」
と発音します。こちらもセットで覚えておきましょう。

「t」と「t∫」の区別

「t」はチヤ、チ、チュ、チェ、チョの発音です。
「t」はタ、ティ、トュ、テ、トの発音です。ラリルレロに近い発音になることもあります。

「j」はyの音

スペルで判断できるので覚えていなくても大丈夫ですが。発音記号を見て混乱しないように記憶にとどめておいてください。

「f」「v」は下唇を軽く噛む

日本語にはない発音方法なので練習が必要です。下唇を上の歯で軽く噛みます。fだけでなく、phのスペルが「f」の発音になります。ghも「f」の発音になることがあるので、発音記号を見て確かめましょう。

「l」「r」の発音

日本人にとって最難関の発音です。「l」は舌を上の歯の根本につけて「ラリルレロ」、「r」は舌をのどの奥に引っ込めて「ラリルレロ」と覚えておきますが、日本語の「ラリルレロ」とはかけ離れた発音になります。

次回は単語帳の選び方です。

 

今話題の究極英語発音矯正具 ReaL Stick(特許取得済)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA