前回記事はこちら:やり直し中学英語8回目の様子

中学英単語の習得

指導開始時点での語彙力は低く、中学英単語の5割程度しか覚えていませんでした。指導開始後1か月の現在、98%程度カバーできる状態になっています。

市販の単語帳を使い、永田式最速英単語記憶法で覚えてもらっています。一般的な覚え方と違いのは、「一度覚えたら二度と忘れない」です。一つの単語を覚えるのに時間はかかりますが、覚えた単語は確実に定着させることができます。

単語帳を何度もやり直す必要がなくなるため、単語の習得にかかる時間は大幅に短縮することができます。

あまりに短期間で覚えてしまうので、単語帳はキレイなままです。ボロボロの単語帳を手にしている受験生をたまに見かけますが、これはちゃんと覚えられていない証拠です。単語は、単語帳で覚えただけでは実践では使えないので、できるだけ早く覚えて、できるだけ早く卒業するのが望ましいです。単語帳と心中してはいけません

慣れるまでは苦しいですが、目に見えて成果が出るので、生徒さんのモチベーションを維持しやすいです。

ちなみに、英単語にかけた時間は、家庭学習を含めて1日あたり1.5時間程度です。某塾のように深夜まで居残りさせて無理やり詰め込むということはしていません。1日あたり3時間の学習時間が確保できれば2週間で覚えられます。

文法指導

引き続き例文暗記をやってもらっています。進度は全体の1/3程度です。少し難しくなってきたので苦しそうでした。ライティングが目的ではなく、冠詞やピリオドをつける習慣、基本的な文法事項の習得が目的なので、できるだけ悩まないで先に進むように指示しました。悩みすぎると、文法を意識しすぎて悪影響が出ます。

単語学習が終わっているので、家庭学習では例文暗記に集中できます。毎日1時間ほど取り組めば1週間で終わります。

感想など

家庭学習の時間をもう少し確保できればと思いますが、これまで受け持った生徒さんの中ではかなりやってきてくれています。

塾で教える場合、「宿題をやってこないから成果が出ない」という言い訳は通用しません。この場合、保護者からクレーム+即解約につながることがあります。数字として評価に残るので、現場の責任者はこれを最も恐れています。

私の場合、宿題を全くやってこなくても一定の成果が出るような指導方法をとります。1分1秒も無駄にできません。

 

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