英文法(永田式新解釈英文法)

従来の英文法解釈の限界

従来の英文法は、日本語に翻訳することを目的として構築されています。一通り文法のルールを学べば、簡単な文であれば、機械的に日本語化をすることができるようになります。

確かに便利ではありますが、ここには大きな落とし穴があります。

英語には文法より大切なルールがあります。従来の英文法解釈には、このルールの記述はありません。学校でも塾でも習いません。このルールを無視して英文法を学ぶと、どんどん誤った方向へ行ってしまいます。 “英文法(永田式新解釈英文法)” の続きを読む

中学英文法完全マスター(2)文法トレーニングの方法

前からイメージを積み上げる練習をする

文法の習得に必要なものは、文法に対する理解ではなく、反復練習です。

「前から順番にイメージを積み上げていく」感覚を覚えるためには、並び替えや穴埋め問題は必要ありません。効果が薄いどころか、返り読みをする癖がつく原因になるのでやるべきではありません。

例文暗記、例文暗唱が最も適しています。

学校の課題で出された場合

並び替えや穴埋め問題は、時間の無駄なのでやる必要ありません。しかし、学校の課題などでどうしてもやらなければいけない場合があります。このような場合、隣に答えを置いておいて、わからなければすぐに答えを見るようにします。ただし、出てきた文は暗記するようにします。ワーク等に出てきた例文を暗記することで、テスト対策と文法力強化の両立ができます。

この方法でいきなり100点を取ってきた生徒さんがいます。普段70点くらいしか取れていない生徒さんなので私自身、本当に驚きました。

英作文は最後の総仕上げ

英作文と例文暗記は違います。英作文は、頭を使って論理的に文章を作り出す作業です。これには、「考える力」が必要とされます。一方、例文暗記は、日本語を見て反射的に英語が出てくるようにトレーニングをします。できるだけ考えないようにして英文を作成していきます。日本語から英文を作り出すという点では同じですが、脳の中では全く別のプロセスが働いていることに注意しましょう。

英作文の勉強をする場合、いきなり英作文をやるのではなく、まずは基本となる例文の例文暗記を続け、一通り覚えてから英作文に取り組むようにします。文法の習熟度が低い状態でやっても悪い癖がつくだけなのでやってはいけません。中学英語の例文を一通り覚えたら、簡単な英語表現なら取り組むことができます。

永田式英語では、長文読解、単語学習(発音練習)、例文暗記、英作文練習と学習していきます。3年生の後半から生徒を担当することが多く、週1回の指導で英作文練習までたどり着ける生徒さんは少ないですが、ここまで終えた生徒さんは、入試本番90点以上の安定した成績を修めています。昨年度担当した生徒さんは、1月からの2か月ほどの指導で入試本番98点を記録しています。

英作文は発想力

英作文初心者が英作文を行うためのポイントは、「いかに簡単な文で表現するか」です。難しい表現を持ち出す必要はありません。自由作文なら、「いかに自分の知っている表現に落とし込めるか」で勝負が決まります。英語力というよりは、発想力が必要になります。

英作文を行うための具体的な方法については改めて紹介していきます。

例文暗記の方法

日本語を見ながら英文を書けるようにしていきます。覚え方は、英単語を覚えるのと同じ要領でですので、最速英単語記憶法の記事を参考にしてください。注意する点は、英作文ではないのでなるべく考えないようにすることです。日本語を見たら反射的に英文が出てくるようにトレーニングします。細かい文法ミス、スペルミスがあったらやり直しをします。ここを徹底しないと、効果が半減します。

英単語と違い、一度覚えたならば忘れてもかまいません。同じ文を何度も覚えるよりは、色々な文を覚えた方が英語力が上がります。覚えているかどうかが重要ではなく、覚えるための作業そのものに効果があります。

700~1000文程度の例文を暗記すれば一通りマスターできます。例文が載っていて、かつ、英語の部分を隠せるならどの参考書、問題集を使ってもかまいません。

私が指導に使っていて、確実に成果が出ているものとして「99パターンでわかる中学英語文型の総整理」を紹介しておきます。左側のページには、必要最低限の文法解説が載っているので使いやすいです。


99パターンでわかる中学英語文型の総整理
2009/10/28 学研教育出版
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例文暗記に加えて暗唱をするのが望ましい

今後は受験でも「話す能力」が重視されるようになります。現在の中学生が受験生になるころには受験制度が大きく変わっています。

話す能力を高めるためには暗記だけでなく、暗唱が必要になります。

私も生徒さんにも暗唱を勧めていますが、現在の受験システムには必要ないため、どうしても後回しになっています。塾では、本人もしくは保護者の望まない授業を行うことはできません。

暗記をするだけよりも、暗唱の方が脳に負荷がかかります。その分、効果も高いので例文を覚えたら例文暗唱にもチャレンジしてみてください。

独学で基礎の基礎からやりたい人

例文暗記に取り組むためには、最低限、主語、動詞などの文法用語を理解している必要があります。全くのゼロから英語を勉強するという人は「Hey, English! 改訂版」からはじめてください。日本語での主語、動詞を見つけるところからはじめます。

私の知る限り、英語を最も初歩から始められるテキストです。英語のテストの点が10~40点、主語、動詞と言われてもよくわからない、三単現のsがわからないというレベルの人におすすめです。

こちらのテキストは書店ではあまり見かけないので、店頭で注文するかネットで購入しましょう。クレジットカードを持っていない中高生、大学生にはセブンネットショッピングがおすすめです。

このテキストでは例文暗記をする必要はありません。出てきた例文を音読したり、何度もノートに書くようにします。とにかく英語に慣れるのが目標です。


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中学英文法完全マスター(1)文法が苦手でも大丈夫

文法を教えるのは簡単?難しい??

個別指導塾で指導をしていると、一番難しいのが文法の指導です。文法そのものが難しいわけではありません。説明することも、教えることも簡単です。

しかし、指導を受けた生徒さんの文法力はほとんど上がりません。

学校や塾での授業は、文法を理解することと、文法問題の演習に重点がおかれています。この方法だと、文法を理解することはできるかもしれませんが、使いこなすことはできません。

実際の教育現場では、文法を理解できる生徒さんは少数派であり、大半の生徒さんは文法を理解することすら困難です。この時点で半数以上の生徒さんが英語教育から脱落することになります。その後の英語の授業は苦痛でしかありません。

「わかりやすく説明すれば誰でも理解できる」というのは、現実的にはあり得ません。この理屈が通じるのは理解力が高い生徒さんに対してのみです。

大半の先生は、「文法から教えるのが一番簡単だ」と勘違いしており、難易度の高い文法の授業から英語の導入をしてしまいます。実際の教育現場では、論理的に考えることができない生徒さんの方が多く、理屈で文法を教えても効果があがりません。

「一見すると簡単そうに見える文法指導」が英語教育最大の落とし穴です。

まずは文法より大切な英語のルールを体感する

英語には、文法より大切な原則があります。それは、前から読んでいってイメージを変化させていくことです。

まずはイメージの元になるものを提示します。文法用語で主語と言われているものです。

例えば、「I」を提示したとします。頭の中に「私」を思い浮かべます。

次に、その「I」を動かします

例えば、I went とすると、頭の中の「私」がどこかへ向かって歩き出します。文法用語で、動詞と言われているものです。

「to the station」を付け加えると、「どこかへ向かって動いている私」が「学校へ向かっている私」に変化します。補足説明を付け加えるたびに、イメージがはっきりと具体的なものになっていくのが英語の特徴です。そこに文法的解釈が入る余地はほとんどありません。

「前から順番にイメージを積み上げていき、文が長くなっても補足説明を加えているだけ」、と考えれば、英語は恐ろしく簡単な言葉になります。

この、「イメージを変化させていく」というのは日本語にはない特徴です。文法を勉強すれば英語が使いこなせるというのは完全な誤りで、最初にこの、イメージを変化させていく方法を学ぶべきです。

イメージの方法を体感できれば、文法を理解することは格段に楽になります。

塾講師をしていると、「ここはどうしてこうなるの?」という質問を受けることがよくあります。ほとんどの先生は適当に理由をつけて説明するか、そういうものだから覚えて置けと答えます。

しかし、前からイメージする英語の原則を知っていれば、「前から読んでいった時にイメージしやすいから」という説明ができます。実際に指導すると、生徒さんが疑問に思うこともなくなるので、文法に関する質問は激減します。

一見すると矛盾していますが、文法学習をやめると生徒さんの文法に対する理解力が劇的に向上します。

中学英文法完全マスター

中学英文法をマスターしよう!

文法が苦手な人でも簡単、確実に文法をマスターできる方法を紹介します。一般的な学習方法とは異なる方法です。個別指導塾での試行錯誤を重ねた結果、最も効率よく文法を身に着けられる方法を開発しました。とても簡単な方法なのですぐに実行できます。

記事一覧

中学英文法完全マスター(1)文法が苦手でも大丈夫

中学英文法完全マスター(2)文法トレーニングの方法

中学英文法完全マスター(3)準備中

 


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中学英文法の復習はこれ1冊でOK!例文をすべて暗記しましょう。